50歳を過ぎてから、

残りの寿命を考えることがあります。

 

40代まではまだまだのんきに構えてましたが、

身内が病気をしたり、体力の衰えを感じたりすると、

妙にリアルに想像してしまいますね。

 

今日はクローズアップ現代から、

人の寿命と大きな関係があるテロメアについて記事にまとめました。

参考になさってくださいね。

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テロメアを伸ばす酵素テロメラーゼとは?

細胞の染色体の端にあるテロメアは、

齢を重ね細胞分裂を繰り返すと短くなる一方だとされてきました。

 

エリザべス・ブラックバーン博士が発見した
酵素「テロメラーゼ」

 

テロメラーゼはテロメアをが短くなるのを抑えたり、

伸ばしたりする働きもあり、

細胞を若返らせることが出来る可能性があるということ。

 

この発見でブラックバーン博士たちはノーベル賞を受賞しました。

テロメラーゼを増やす瞑想法

カリフォルニア大学ロサンゼルス校で行われていた実験は、ヨガの瞑想法でした。

 

 

実験方法は、

呪文を唱えながら指先を動かし、

頭の中に光が差し込むような光景を思い浮かべるヨガの瞑想法。

これを40代以上の女性たちに毎日、1日12分2か月間続けてもらうというもの。

 

実験に参加した、カタリナ・グロードさん61歳は、

20年以上認知症やうつを患う両親の介護を続け、心身共に疲弊。

「とてもつらかった。

動悸がかなりひどく、昼も夜も治まらず夜中に目が覚めて息を吸うのも苦しい時があった。」と。

 

この瞑想を2か月間続けたところ、

カタリナさん含め、23人のテロメラーゼは平均で43%も増加していました。

 

カタリナさんは、

「世界がいっぺんした。

おかげで本当によく眠れるようになり、確実に心が落ち着いた。

瞑想はとても効果的で自分がすべきことに集中できるようになった」ということです。

 

実験を行ったヘレン・ラブレツキー教授によると、

「ストレスを受けると交感神経が働き、身体の緊張が高まり、逆にリラックすると副交感神経の働きは低下します。

瞑想により2つの神経のバランスが良くなり、テロメアにも良い影響があったと考えられます。」

瞑想法の指の動きと呪文

このヨガ瞑想法の呪文を歌のような感じで唱えながら、

指は、親指と人差し指、次に親指と中指、次に親指と薬指というように順番にリズミカルに指を合わせます。

この詳しい瞑想法と呪文を紹介されませんでしたが、

記事下部にラブレツキー教授おすすめの簡単な呼吸法を紹介しています。

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テロメアが伸びた5つの習慣とは?

予防医学研究所のディーン・オーニッシュ所長は、

前立腺がんの患者のグループにあるプログラムを実践してもらったところ、テロメアが実際に伸びたのです。

①有酸素運動:

1日30分のウォーキングを週に6日行う。

筋トレよりも軽めのジョギングやウォーキングなどの有酸素運動を週3回程度続ける方が効果的。

②野菜中心の食事

動脈硬化を防ぐオメガ3脂肪酸を多く含む、

野菜・豆・精白していない小麦・米、

魚や海藻などを食事の中心にすえ、調理法なども同時に学ぶ。

③7時間以上の睡眠:

④週に一度のカウンセリング:

グループのメンバーと対話を重ね、

パートナー・家族・地域の人・友人など人間関係の大切さを再認識する。

⑤瞑想:

ディーン医師によると、

愛情は大切、孤独で気分が沈んでいる人はテロメアが短く

3倍以上も病気になりやすく、早死にする傾向にあるということ。

 

この生活習慣プログラムを5年間にわたり継続したところ、

参加者のテロメアは平均で10%ものび、がんの進行も遅らせることができたのです。

長く続けてこそ意味があるのでしょうね。

テロメアを伸ばす呼吸法も効果的

ラブレツキー教授は、ヨガの瞑想法に加え、

自宅で出来る簡単な呼吸法も効果があると見て研究しています。

 

①4秒吸って4秒吐く。

②1の呼吸をしながら花・ろうそく・夕日などを見つめる。

③1日10分から始めると良い。

瞑想は細胞レベルにも効果がある

瞑想やマインドフルネスにも詳しい、予防医学研究者の石川善樹博士によると、

「近年瞑想は真剣な科学の対象になっていて、

瞑想はストレス軽減など健康に効果があるという報告が増えてきた。

最近は病院や一般企業などでも、瞑想を取り入れるところが増え、

今回面白いのは瞑想が細胞レベルでも効果があるとわかってきたということ。

 

また、孤独はタバコと同じくらい健康に悪いこともわかってきていて、

日本でもつながりが豊かであればあるほど長生きであるという報告がある。

人とのつながりが細胞レベルで影響するというのが実に面白い。」ということです。

テロメラーゼの分泌を促すサプリの評価とは

テロメラーゼの分泌を体内で促すサプリメントも販売されていて、

30錠入りで日本では1本12000円ほど。

サプリメントがあるの?
欲しい❢

と思いましたが、

 

このサプリメントをどう評価すればよいのか、

テロメラーゼ発見者であるブラックバーン博士に聞いてみると、

「こうしたサプリは賛成できません。

①長期的に試用されていない。

②テロメラーゼが過剰になると害がある。

テロメラーゼは心臓病や認知症などの病気のリスクを低下させるが、

残念ながら特定のがんのリスクを高めてしまう。」ということです。

 

石川冬木教授によると、

「テロメラーゼが発見された時、

もしかすると不老不死の薬となるかもしれないと騒がれた。

だが、マウスの実験で、背中にテロメラーゼを人工的にたくさん作らせたところ、

確かに皮膚は若返ったように見えるが、それと同時にがんがたくさんできることが分かった。

なので、大きな副作用の心配がある。」ということです。

 

やはり人間は必要以上に長生きしないように作られているんでしょうか。

若返りたいけど、人工的にそれを叶えると病気のリスクが上がる。

 

若さと健康、どちらもあきらめたくないですよね。

地道な生活習慣の改善と呼吸法、瞑想などを取り入れようと思います。

テロメアの長さと寿命の本当の意味

予防医学研究者の石川善樹氏によると、

テロメアの長さで寿命が完全に決まるわけではないということ。

今後大規模調査が進めばテロメアが短いけど、長生きの人というのがわかってくる。

つまり健康を決める要因というのは100も200もあって、

テロメアはその指標の一つでしかないということは注意していただきたい。

 

私たちは最新の情報に弱いもの、

最新であるということは検証があまり進んでないという事でもあるので、研究者としては、最新ではなく最善の情報を見てくださいと言いたい。

 

今回で言えば運動・食事・つながりのような昔からあって検証も済んでいるもの、

こういう基本を大事にするという事が大事です。」と、説得力ある話でまとめてくれました。

 

また、冬木教授からも、

「テロメアの計測を何度も行い一喜一憂する必要はないが、

タバコを吸うとテロメアが短くなり、

命の回数券の無駄使いをしていると考えると、

我慢しようとか減らそうとかいう動機に繋がると思う。」と。

 

つまりテロメアが短かくても長くても、やることは一つ。

日々の生活習慣を大事にしていくべき、という事でした。

この記事を作りながらどうしても、瞑想が迷走と変換されてしまい、何かのお告げかと思ってしまいました。

 

ちなみに楽天にこんな商品がありました。

 

テロメア理論に着目したという、

休眠美容クリーム・テロメリューションというスキンケアです。

レビュー見るとかなり欲しくなりますね。